VFYA BMW Owner's Club BMWパンダ講座
Part.18 オーバーハング 編 BMWうんちくシリーズ
乗用車には様々なサイズのものがありますが、今回は図解写真で2つのキーワードを解説したいと思います。
下図中央部の写真をみてみましょ!写真の黄色の線が車のサイズ=全長です。
写真の赤い線が1つ目のキーワード
ホイールベース
これは前輪と後輪の車軸の中心から中心までの間の長さのことを言います。
例えば乗用車とバスを思い浮かべて頂ければ、バスの方が圧倒的に長いことが分かります。
このホイールベースが長いほど車の乗り心地は良くなり、居住性が確保ができます。また、直進性や高速安定性にも優れる。反面、長くなればなるほど操作性や取り回しが悪くなり小回りがきかないというデメリットがあります。
写真の青色の線の部分が2つ目のキーワード
オーバーハング前輪側はフロントオーバーハング、後輪側はリアオーバーハング。全長が同じ車の場合、ホイールベースが長いほどこのオーバーハングは短くなります。
オーバーハングが短いほど回頭性やコーナリングでの安定性が向上します。
BMWは全長に占めるホイールベースの割合が大きいことが特徴。4ドアセダンの車でこの割合が60%を越える車は少ないと言われています。
BMWは写真でお分かりのように、特にフロントオーバーハングが非常に短いですね。鼻先が軽くコーナーが楽しい車。
BMWにはそんな秘密が隠されているんです♪

  なお、下の4コマ写真と本文とは関係ございませんので(笑)

1 BMWパンダこうざぁ!
2 チョット難しいかな

黄色が車の全長
赤がホイールベース
青がオーバーハング

3 クンクン。。。
4 キャー おちるぅ〜
   代表車 車 種 全長 ホイールベース 割合
写真のBMW BMW330i (E46型) 4470mm 2725mm 60.96%
BMWと同じ全長 ボルボS40 4470mm 2640mm 59.06%
ビッグセダン部門 トヨタクラウン(アスリート) 4840mm 2850mm 58.88%
スポーツカー部門 日産フェアレディZ(2人乗) 4310mm 2650mm 61.48%
ちなみに各部門の代表車と比較してみました。あなたの車も計算してみましょう!

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